1948-06-14 第2回国会 衆議院 本会議 第63号
これは、私は詳しくここでは申し上げることはできませんが、二、三の新聞に現われた実例を見ましても、四月二十八日の対日理事会で、海上保安廰設置に関する議案が提出されましたが、このときには、過去の理事会の会議においてなかつたような新しい空氣が醸し出されております。この保安廳の設置に対して、オーストラリア、中國、ソ連、この三つの國の代表者は、鋭い批判的な、あるいは反対的な態度をとつておる。
これは、私は詳しくここでは申し上げることはできませんが、二、三の新聞に現われた実例を見ましても、四月二十八日の対日理事会で、海上保安廰設置に関する議案が提出されましたが、このときには、過去の理事会の会議においてなかつたような新しい空氣が醸し出されております。この保安廳の設置に対して、オーストラリア、中國、ソ連、この三つの國の代表者は、鋭い批判的な、あるいは反対的な態度をとつておる。
その後或いは建設院の設置法案において、又は海上保安廰設置法案において、更に又最近政府から提案されております経済査察廰の法案或いは中小企業廰の法案等におきましても、いずれもが國会の議決に感じて行政機関である政府はその法律案を提案されておるのであります。
○松野委員 ただいまの海上保安廰設置について、多少意見をもつておりますが、先ほども地方出先機関の問題がありましたように、またまたここに大きな地方出先機関ができますことは、はなはだ地方自治体としては好ましからぬ傾向を來すように存ずるのでありまして、ただいま海上保安廰長官の御説明によると、二十九隻の巡視艇の大部分を九州に置くということであります。